おばあちゃんからの恋の手ほどき
あー、ありますね。
去年やったかな?
おばあちゃんから「恋の手ほどき」を受けました
家でTVを見ながらくつろいでいるときのこと。
おばあちゃんから電話があり、すぐに家に来るように言われました。
家からおばあちゃんちまでは歩いて3分。
着いたら、居間にはおばあちゃんとおじいちゃんが。
やっこ「どしたーん?」
じーじ「いやな、お前に聞きたいことあったんや。」
やっこ「え、何?何?」
ばーば「あんた、どっか体悪いんか?」
やっこ「へ?」
じーじ「28にもなって結婚せぇへんのはどこか体が悪いんちゃうかて、ばあちゃんと話してたんや。」
やっこ「えーーーーーーーーーーー」
祖父母は私が結婚せずに仕事ばっかりしているのは、体が悪いからだと心配していたようです。。
やっこ「ちゃうよ!めっちゃ元気!最近まで彼氏おったし(別れたけど)、今は仕事が恋人って感じなんよムン」
ばーば「そんな言うてたらすぐにもらい手なくなるわ。」
やっこ「(玉砕)」
じーじ「おばあちゃんによう話聞いとき。」
そう言うとおじいちゃん退出。
おばあちゃんのお話が始まりました。
ばーば「ばあちゃんな、おじいちゃんとは見合いやってん。候補がふたりおって、ひとりはおじいちゃん、もうひとりはええとこの息子やった。」
やっこ「ほうほう。」
ばーば「でも、選ばれへんかったから、ふたりにラブレター書いてもろたんや。」
やっこ「へぇ~♪ほんで金持ちのボンボンよりキュンときたおじいちゃんを選んだんやね」
ばーば「いや、おじいちゃんの方が字がきれかってん。」
やっこ「え、そこっ!??」
お習字が苦手なおばあちゃんは、達筆な人がいいと思ったようで。
でも、まさか字で選ぶとは
ばーば「それからな、あんたは彼氏ができても押してばっかやりやろ。」
やっこ「え、、うん(祖母にまで見透かされてる)」
ばーば「それやったら『簡単な女』やて思われるからアカン!引くことが大事や!!」
やっこ「・・・はい」
ばーば「ばあちゃんが若い頃は仕事(看護師)が忙しくて、おじいちゃんがデートに誘ってきても3回に1回しか行かへんかった。連絡もばあちゃんからは全然せぇへんかった。」
やっこ「そんなん無理~」
ばーば「そやからすぐにアカンなるねん。ばあちゃんがそっけないから、余計おじいちゃんは気になっていったんや。」
やっこ「そ・・・そうなんですか・・・」
それから1時間。ひたすらおばあちゃんの手ほどきを受けました。
でも、、、
あんまり生かされていませんっっ
今でも押してばかりのやっこでした