背中のヤケドは感謝のしるし


成長するに連れ、体も大きくなり傷痕自体は、

怪我をした時より小さくなったが、

背中にヤケドの痕が2箇所残っている。
2歳半くらいの幼き頃、フォトスタジオをしていた叔父のスタジオに遊びに行き、
ストーブの上で沸かしていたヤカンをひっくり返し背中に大ヤケドを負ったらしい。
包帯で全身を覆いながら、フルチンで歩いている白黒の実家にあった写真を見て、

そんな事があったのかと思うくらいの思い出だった。
その写真も、かなり昔の話になるが、実家の家業の倒産と共になくなり、

今はその写真すら頭の中の思い出になってしまった。 
先日、その叔父と食事に行く機会があり、「痛い痛い」と泣きながら、

泣き疲れるまで寝付けない自分の事など、
その当時の記憶にない自分のことを色々と教えて頂けた。
人間、色々な方のお世話になり今の自分がいるということを改めて感じ、

感謝の思いが更に高まるこの頃である。
ありがとう。

わたなべ

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