古代の真珠
万葉集の中で取り上げられる真珠は鰒珠・白珠と表現されることもあり、
万葉集の時代(7世紀~8世紀)の鰒珠とはアワビから取れた真珠のこ
とをさすようです。
また、万葉集の中で水に関する歌は181首あり、その内の26首に真珠
(珠玉・白珠・鰒珠)の歌もあります。
古事記に携わった太安万侶(おおのやすまろ)のお墓から出土した三個
の真珠を解析したところアコヤ貝だったそうです。
太安万侶画(菊池容斎・画)
このことから古代の真珠はあこや・アワビ、また現在の真珠貝の真珠も含
まれているそうです。
参考:あこや本真珠
古代の真珠にまつわる話に思いを傾けるのも勉強になりますね。
<ブログにまつわる真珠>
・あこや本真珠【花珠】 パールルース
<歴史に関するブログ記事>
・三連ネックレスとJ・K・オナシス
・七夕の月「文月」
・大航海時代と真珠
・真珠夜露説
・時代を超えて愛され続ける真珠
(参照:文化庁「文化遺産オンライン」)
みなみ