緑の回廊と風の道 その２
前回は「ロックガーデンに到着し喜ぶわたし・・・」まででしたが、ここから本当の大変さの始まり
です！
「芦屋ロックガーデン」のトレッキングコースは六甲山脈の麓に位置し、足場は花崗岩がむき出し、
場所によってははしごやチェーンを手繰り寄せ登らなければいけません。（でも、子供ちゃんでも登
れるレベルなんですけどね！）
トレッキングの目的地「風吹岩」までには高座の滝や花崗岩が風雨の浸食によって作り出された特
異な景観、そしてコース内にある送電線の鉄塔が一定の間隔をあけた休憩ポイントになっており瀬
戸内海を望む景色が楽しみながら、トレッキングで疲労しているわたしを元気づけてくれました
（最初の鉄塔）
でも、最初の鉄塔から２つ目の鉄塔、そして目的地「風吹岩」の手前にある休憩ポイントで、わたし
の気力と体力は無くなり、あえなくリタイヤ。
（リタイヤ地点からの風景）
日ごろ運動不足だったわたしにとって、このトレッキングで自分の年齢を再認識させられることにな
りました。
でも、このトレッキングにつれてきてもらって良かったなぁと感じたことがあります。
それはすれ違う人たちと常に「こんにちわ」、道を譲ってもらったら「ありがとうございます」と声を掛
け合いながら過ごせた事です。
普段、当たり前だと思いながらも出来ていない（感謝や気持ちを声に出す）ことが、山道では普通に
声にして伝えることが出来る喜びが体の内から沸いてきました。
（茶屋にいた黒柴くん）
そして、緑の回廊に迎えられ、自然の厳しさを知り、声を交わす喜びを知り、最後に茶屋にいた黒柴
くんに癒されながら無事、車まで帰還の途に着くことが出来ました。
以前にも夕焼けなどの自然現象の記事を取り上げた際、弊社わたなべが書いていた「私たち人間の
存在も自然界の一部なのだと感じる」ことがちょっとでも感じれた気がしました。
また、機会があればトレッキングやサイクリングなど自然を感じることの出来る場所に行ってみたい
ものですね。
「緑の回廊と風の道 その１」＞コチラ
みなみ
自然に関するこんな記事もあります。
・緑の回廊と風の道 その１
・「光り輝くオーロラ」
・世界遺産
・「幸せ」だと感じた時