「帝国王冠とハノーバー真珠」
真珠を愛する私より、イギリス女王が用いる王冠にまつわるお話をお伝えしたいと思います。
ロンドンに宝物館「クラウン・ジュエル」という場所があります。
この場所はイギリス王室の宝物を管理、展示している施設で厳重な監視下の元で一般
展示しているそうです。
このクラウン・ジュエルにイギリス女王が公式行事で用いる王冠が展示されています。
ザ・インペリアル・ステート・クラウンと呼ばれる帝国王冠です。

(ザ・インペリアル・ステート・クラウンで使われている真珠はハノーバー真珠と呼ばれています。)
この王冠は女王が毎年開かれる国会開会式や公式行事の時に用いるそうです。
2800個以上のダイヤモンドはじめ、「第二のアフリカの星」といわれる317カラットのダイヤモ
ンド(元は3106カラットのダイヤモンドをカットして作られたっもので、アフリカの星シリーズと
呼ばれています。)、エドワード懺悔王から福音書記者ヨハネが所持していたといわれるサ
ファイア。スペイン王から黒太子に贈られたルビー。
そして滴型の大きな真珠、この真珠はエリザベス1世女王がイヤリングで使っていたのでは
ないかといわれており「ハノーバー真珠」と呼ばれています。
「ハノーバー真珠」はもともと教皇クレメンス7世がカトリーヌ・メディンチの結婚式の祝いに
贈った25個の真珠で作られたネックレスではというお話もあるそうで、それがエリザベス1世
に渡り、現在の王冠へとなったそうで、大変由緒正しい真珠だそうです。

(女王が身に着けているのが王しゃく、王冠、宝珠です。ちなみに王しゃくについているダイヤモンドが第一のアフリ
カの星、王冠についているダイヤモンドが第二のアフリカの星だそうでこちらも歴史がありそうな宝石ですね。)
この王冠を含め、イギリス女王が公式の場で身に着けるものを三種の神器と呼ばれ王冠
(紹介した王冠以外にもう一つあるそうです。)、王しゃく、宝珠だそうです。
そして、これまでのイギリス王についた皇帝達の王冠や宝石なども大英博物館などに展示
されており、こちらも多種の宝石とともに数多くの真珠が使用されているそうです。
長い歴史の中を歩んできた宝石や真珠がイギリス女王の頭上の上で光り輝く様は美しく
威厳に満ちていますね。
イギリスに行った際には一度は目にしたいものです。
みなみ
