こんにちは

ブランドパール講習会（勝手に命名！）2日目の本日は

南洋白蝶真珠のホワイト系についてのお話です。

女王の風格ホワイトリップ

ホワイトリップとはホワイト系南洋白蝶真珠の『花珠』

といわれている珠のことです。
照り・巻き・きずが全てのグレードが【Aランク】であることが条件で

外部の鑑別機関の鑑別書がつきます。
Aランクの基準は「真珠層が非常に厚く、重厚な真珠光沢があり、

無きず･小きずであることが求められます。
鑑別機関によって品質の基準は異なり、

名称も「ヴィーナス」など色々な呼び方があるようです。

南洋白蝶真珠

南洋真珠最大の真珠貝である白蝶貝から採れる真珠です。
貝殻内面の周辺部の色がシルバー色の貝を「シルバーリップ」

ゴールド色の貝を「ゴールドリップ」と言います。
オーストラリア海域ではシルバーリップ、

インドネシアやフィリピン海域ではゴールドリップが多いようです。
形もあこや本真珠ほど真円は多くなく

ドロップやバロック型の真珠が多くなります。

その中でもとりわけ美しいホワイト系の南洋白蝶真珠が

ホワイトリップと称されるのです。

色や形の評価

ホワイトリップの場合、色の濃淡は評価されません。
ホワイト色とゴールド色の境目の色は母貝がゴールドリップであるかシルバーリップであるかで判断されます。

また、形は丸のものに限らずドロップ、バロックなども評価の対象になります。

南洋白蝶真珠の高貴な輝き

南洋白蝶真珠はその巻きの厚さから真珠の女王と呼ばれるに相応しい気品溢れる輝きを放ちます。
そんな白蝶真珠の中でも最高品質のホワイトリップはひと際美しく、清廉で高貴な存在感があります。

　

　

　

　

ホワイトリップ、イメージがわきましたでしょうか？

私はおとぎ話にでてくる女王様やお姫様がつけているパールは

きっと綺麗な南洋白蝶真珠のホワイトだ！と勝手に思っています。

　

　

真珠がメインのおとぎ話ってあったっけ？ゆきでした