「北ドイツの真珠」

古いヨーロッパの町並みを想像するときに、最初に私がイメージするのは木組みで
三角屋根の家が立ち並ぶ町並みを想像します。
「北ドイツの真珠」とたたえられるツェレ(CELLE)は私が思い浮かべる古いヨーロッ
パの町並みが今でも残る場所です。
ドイツは古いものを大切にし、いつまでも美しく保つ事に長けておりその町並みもと
ても素敵で歴史を感じられます。
$真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-北ドイツの真珠
(古き良きドイツの町並みが今でも残るツェレ)
少し余談になりますが、ツェレはその昔税金の徴収に土地の面積を基準としており、
いくら高い建物であっても、低い建物であっても税金は同じなので、だんだんと町の
建物は高くなっていったそうです。
日本でもどこかの地域で建物の正面の広さで税金が変わったり、外国では煙突の
数で税金が変わるところもあったそうです。
ツェレではそういった時代背景もあり、木組みの背の高い建物が今でも多く残り美し
い景観が残っています。
古き良き物を大切にし、後世に伝えていく気質や取り組みは見習うべき事が多くあり
ますね。
「~の真珠」シリーズ
「バルト海の真珠」
「ドナウの真珠」
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「涙の真珠」

真珠を愛する私より、真珠にまつわる童話のお話をお伝えいたします。
ある童話で「涙の真珠」というお話があります。
男の子と女の子が浜辺に座りながら永遠の愛を誓いました。その様
子を「風」「波」「月」が見守っていました。幸せでいっぱいな彼女の頬
からこぼれ落ちた涙を「風」「波」「月」は愛の妖精に渡しました。
愛の妖精はこの涙をおしゃべりな貝に預けました。
おしゃべりだった貝はこの涙を守る為に何年も話す事をやめて、涙は真
珠となり妖精との約束を守りました。
妖精は貝の中で「涙の真珠」に変わった涙を彼女の元に返すよう「風」
「波」「月」に話をしました。
その頃、愛を誓い合い夫婦になった二人は大変な困難にあっていまし
た。彼女が不治の病にかかり死の淵に立っていたのです。
しかし「風」が妖精から預かった「涙の真珠」を彼女に渡した時に、弱々
しかった彼女の顔がバラ色のようになり元気を取り戻しました。
二人の永遠の誓いから始まり、風や波、月や妖精と貝の不思議な力
や思いが「涙の真珠」をつくり、この二人のために奇跡を起こしたのです。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-涙の真珠ドロップ
(涙の真珠もこのペンダントトップに使われているような淡く優しい輝きをしていたのでしょうね)
なんて素敵な話でしょうか、二人の変わらぬ愛や周りの思いが涙を真珠
に変え、また幸せを与えるなんて、このお話を紹介しながらも「涙の真珠」
はとても美しいだろうと思いを馳せています。
童話シリーズ 
「童話」
ご紹介しているペンダントトップ
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「バルト海の真珠」

真珠を愛する私より、世界の真珠にまつわる都市や町のお話を紹介いたします。
東ヨーロッパに位置するラトビア国の首都リガは「バルト海の真珠」と讃えら
れる港町です。
リガは西暦2世紀頃より東ローマ帝国への交易ルートとして栄え、漁業、畜産の
拠点や12世紀半ばよりドイツ人商人の入植や、他国の侵攻などを受け、東ヨー
ロッパの中でも侵攻・戦火の絶えない地域でもありました。
第二次世界大戦後は旧ソビエト連邦下で人口の約1/3を失うもロシア人の集団
移住などで民族構成なども大きく変わることとなるなど、近代史にも翻弄された
地域でした。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-バルト海の真珠
(映画に出てきそうな建築様式が混在した特徴ある街並み)
そんな歴史の遍歴を経た「リガ」だからこそ旧市街は中世ドイツらしさが最も残
る町としてロマネスク、ゴシック、バロックなどの建築様式が数多く残り、混在し
ている事が特徴的で美しいといわれる由縁だそうです。
「バルト海の真珠」という美しい名前は、長い歴史とともにこの街が成長し、中世
東ヨーロッパの一大商業拠点であったとともに、多様な文化圏流入があったから
こそ、この美しい街が作られたのでしょう。
東ヨーロッパの歴史を知る上でも、バルト三国最大の都市でもあるリガ、「バルト
海の真珠」と讃えられる街並みを一度は見てみたいものですね。
ビックリマーク「ドナウの真珠」ブダペスト編はコチラ
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「正倉院」

真珠を愛する私より、歴史にまつわる、真珠のお話をお伝えいたします。
以前、ブログ記事で正倉院のお話をお伝えした事がありましたが、その正倉
院の宝物が奈良国立博物館で展示されるそうです。
その宝物の一つ、真珠のお話からはじめたいと思います。
日本の古書、古事記や日本書紀、万葉集などに真珠を表した言葉が多く
出てきます。「シラタマ、マタマ」「アハビタマ」という言葉で書かれている事が多
いそうです。また、魏志倭人伝には「シラタマ、5000個が魏の国に献上された
」とあります。この献上された真珠は現在でも正倉院に4158個が保管されて
いるそうです。
また、正倉院には多くのものが保管されており、有名なのは香木「蘭麝待」(
黄熟香)という、聖武帝遺愛品の品です。この「蘭麝待」は時の権力者がそ
の高貴な香りに誘われ、「蘭麝待」を切り取り楽しんだそうです。
ちなみに記録に残っている切り取った人たちは足利義政、織田信長、明治天
皇、そのほかに徳川家康もこの香木を切り取ったそうです。
香木と同じように魏志倭人伝の真珠も数が減っているという事は、時の権力者
が少しずつ持っていってしまったのでしょうか。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-黄熟香
(黄熟香「蘭麝待」付箋左:足利義政・中:織田信長・右:明治天皇が切り取ったと記載されている)
この正倉院の品々が10月29日から奈良国立博物館で展示されるそうで、私
も、是非ともこの歴史的な品々を見てみたいものです。
美しく、雅な香りを想像しながら宝物の品々を見学するのもいいものですね。
以前の記事「正倉院と宝物」
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代表者の挨拶です

ご覧頂き、ありがとうございます。

私たちWSPは1991年に真珠の卸売業として創業しました。

卸売業として、数えきれないほどの真珠を、取り扱い業者様に販売させて頂いて
いる中で、真摯にお客さまと向き合われて、販売をされている、私たちの見本となる業者様
もいれば、残念ながら真珠や商品に愛情もなく単なるお金儲けの道具として真珠を販売され
ている業者様と出くわす事もたくさんありました。

ご縁があり、真珠に関わるお仕事をさせて頂いている中で、お客さまにとって、
真珠を通じての思い出やイメージが悪くなることは許せない、
売り手の立場ではなく、買われる方の立場になって真珠をお届けしていかない
と、大げさにいうと業界自体がダメになると考えを持つように至りました。

そこで、「自分でつけるしあわせ」、「人に贈るしあわせ」、
お客さまに真珠の魅力を私たちの出来る限りの力でお伝えして
「真珠をもっと身近に楽しんで頂ける存在にしたい」という思いを持って
2002年に「真珠の卸屋さん」というサイトをオープンました。

真珠を通してお客さまに喜んでいただきたい、人の笑顔を見れることが、自分た
ちの最大級のしあわせであり、それを繰り返すことで、私達の心も豊かになり、
しあわせの文脈は人から人へ、人から組織へと繋がり、
私たちWSPの会社の存在価値も高まると考え ています。

私たちはただ「モノ」をお届けするだけではなく、その先にある「モノ」をきっ
かけに生まれる素敵な「コト」をお届けする会社であり続けます。
例えば、お気に入りのモノを手にすることで出会いの場が広がったり、誰かと共
に過ごす時間が楽しくなったり、
身近な人や自然をもっと大切にしたいという気持ちが高まったり。
そんな「モノ」から生まれる素敵な「コト」をお届けしたい。
そんな思いを持って、私たちWSPは「真珠の卸屋さん」を運営しています。

一人でもたくさんのお客さまに真珠の持つ魅力をお届け出来ると幸いです。

株式会社WSP   代表取締役 渡辺雅夫

「ドナウの真珠」

世界各国には「~の真珠」と歌われる都市や地域があります。今回はその中でも「
ドナウの真珠」と歌われるブダペストをご紹介したいと思います。
ブダペストはハンガリー共和国の首都で、中央ヨーロッパ有数の世界都市です。
ドナウ川の両岸に広がる都市の景色は美しく、古くは1873年に右岸のブダとオーブダ
、左岸のペシュトが統合されて出来た場所です。更に古くは89年ごろローマ帝国がこ
の地にアクインクムという都市を建設した事に始まり、900年以降にハンガリー王国が
形成されました。少し時代は進み、第二次世界大戦時には多大な被害も被った地
域でもありました。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-セーチェーニ鎖橋
(セーチェーニ鎖橋)from Freehold,NJ,USA(www.joiseyshowaa.com)
中央ヨーロッパ時代の遍歴とともにこの町は発展してきたのですが、歴史的建造物が
多く残る事や、ドナウ川にかかる橋の美しさなどが評価され世界遺産リストに登録さ
れたそうです。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-ブタペスト
(ブタペストの夜景)Christian Mehlführer
まだ、写真でしか見たことはありませんが、ブタペストの夜景を見ると本当に「ドナウの
真珠」がそこにあるかのような、光り輝く幻想的な風景が広がっている事に感動を覚
えます。
「ドナウの真珠」にふさわしい、古き良き物を大切にしている素敵な都市ですね。
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「空に輝く真珠星」

真珠を愛する私より、今回は空に輝く、真珠星のお話をお届けします。
夜に空を見上げると無数の星たちが煌めいています。その中に日本では「真珠星」
といわれる星があります。
その星はおとめ座を構成している星のひとつでスピカという星になります。
この星は秋分点(黄道が北から南へ交わる点で、この点を太陽が通過すると秋分
になるそうです。)の近くにあるので、太古の昔から観測に利用されてきたそうです。
スピカの由来はラテン語で穂先のようにとがったものの意味を持ち、良く耳にする
スパイクと同じ言葉だそうです。また中国では「角」、日本では「真珠星」と国によっ
て名称は違いますが、青白く真珠のように美しいことから「真珠星」と呼ばれるよう
になったそうです。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-真珠星
左は金星、右が青白く光る真珠星(スピカ)
空に浮かぶ真珠星、金星の右横にあるので太古の人たちも見ていたであろうその
美しさをご覧いただければと思います。
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「童話」

真珠を愛する私より、今回はアンデルセンの、真珠にまつわる童話
のお話をお届けします。
アンデルセン童話に「最後の真珠」と言う童話があります。
この童話は神様達が子供へ贈り物を授ける妖精を探し、子供達の
ために本当に必要なものは何だったのかを語ったものです。
$真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-アンデルセン童話
(完訳アンデルセン童話集4に収録されています。)
妖精は子供へ「健康な体」や「おいしいご馳走」「楽しい遊び」や「仲
の良いお友達」などをあらわす真珠を贈り物として授けます。それを見
ていた家を守る神様と子供を守る神様は贈り物があと一つ足らない事
に気がつき、その贈り物を授ける最後の妖精の元へ向かいました。
そこは母が亡くなったばかりの父と子供だけの家です。
なくなった母親がいつも腰掛けていた椅子にその妖精はそっと腰を下ろ
していました。
その妖精は悲しみの妖精...そして悲しみの妖精の目からひとしずく
の涙がこぼれ落ち、七色に輝く真珠になりました。
子供を守る神様はその真珠を拾い上げながら、家を守る神様へ言い
ました。
「この真珠は、悲しみです。これであの子供の贈り物は全部そろいまし
た。人は悲しみを知ると本当の幸福がわかるようになり、自分にもほか
の人にも優しくしてあげられるのです。それが、最後の真珠なのです」
そして、二人の神様はその真珠を手に、子供の眠る家へと飛んで帰
ったそうです。
妖精たちが持ち寄る幸福の贈り物が真珠であり、その一つ一つの贈り
物に思いや意味があります。
そして、その全ての贈り物が子供達にとって大切なこと、そしてこの童
話からアンデルセンは悲しみを知ることで自分にも人にもやさしくなれ
ることを伝えていることすばらしいお話です。
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「アドリア海の真珠」

真珠を愛する私より、今回は海外の、真珠にまつわる世界遺産の
お話をお届けします。
7月のブログで奥州平泉と小笠原諸島が世界遺産に登録された
ことを受け、世界遺産にスポットを当てた記事を書いたことがありま
した。その記事で取り上げた世界遺産は内戦が長く続いたクロアチ
アにある「アドリア海の真珠」とうたわれるドブロヴニクという古都で
した。写真では画像があるのですが、なかなか映像では見ることが
ありません。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-Old_town_of_dubrovnik
<動画>少し天気は曇っていますが建物の美しさや街の雰囲気は伝わってきます。

最近youtubeで「アドリア海の真珠」というタイトルで映像を見つけま
した。
とても美しい町並みは「アドリア海の真珠」という名前にふさわしく、
ここが内戦のあった場所かと思うほどのものです。
映像を見ていると、何か懐かしい雰囲気もあるのはなぜなんでしょ
うか、オレンジの屋根や町並みが青く澄み渡っているアドリア海を背
景に美しく「アドリア海の真珠」にふさわしい場所だとあらためて感じま
した。
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「歴史に翻弄された伝説の真珠」

真珠を愛する私より、今回は海外の黒真珠にまつわるお話をお届けします。
16世紀ごろにヴェネズエラで発見された鳩の卵ほどの大きさがあるとされ
ている黒蝶真珠「ペリグリナ※1真珠」は時のスペイン国王フィリッペⅡ世
(ポルトガル国王も兼ねていた)に献上されました。
このペリグリナ真珠は長くスペイン王室が保有する事になるのですが、イギ
リスが世界の主役になるとともにイギリスのメアリーⅠ世女王へ、フランスが
繁栄し始めた時にはナポレオンⅢ世へと時の権力者の手から手へと移って
行ったそうです。
現在の所持者は俳優のリチャード・バートンが1969年に当時の妻であった
エリザベス・テーラーに贈ってからは現在でも彼女がこの真珠を所有している
そうです。
こうして「ペリグリナ真珠」は近世歴史の中で幾たびも所持者を変えつつも、
現代に残る伝説の真珠だそうです。
伝説になるほどの真珠はどんな輝きを見せてくれるのでしょうか、一度でも
見てみたいものです。
真珠で2秒♪ワンランク上のあなたへ-エリザベステーラー
若き日のエリザベス・テーラー
※1:ペリグリナ、もしくはペレグリナ、原語はピルグリム(巡礼者・清教徒・移民)だそうです。
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